びぼうろく

ネタバレしてるんで気を付けてください

キャプテンマーベル

GWにはアベンジャーズ:エンドゲームが上映開始なわけで、

それに併せてこのタイミングで上映されたキャプテンマーベル。

 

正直女性主人公という点においては、以前観たワンダーウーマンが自分の中では拍子抜けだったから、今作にあまり期待は無かった。

実際観てみたらマーベル作品割りと追いかけてた人にとっては、観といて損はないんじゃないかと思う。というかマジでエンドゲームにつなげる前座にしてきたなと、感じた。アベンジャーズ知ってる人が楽しめる小ネタににやつく程度には楽しめるんじゃないかな。エンディング迎えたらキャップやナターシャ達の元に現れるし、アベンジャーズIW観た人ならポケベルのこと思い出して「あっ!」ってなるしね。

ポケベルと言えば、今作はキャプテンマーベル誕生物語というよりアベンジャーズプロジェクト始動の物語って立ち位置だったな。主人公キャロルってかフューリーじゃねーか。キャロルの可愛さに釣られて劇場行ったのに結局覚えてることと言えば、フューリーのおっさんのおちゃめさと猫とジュード・ロウの顔だけだわ。

でもしょうがないよな、だってキャロル自身の描写としては、TUEEEって感じは無くて、周りの敵よりはちょっと強いかな、うん、てか敵弱くね?みたいなレベルだったじゃん。あと宇宙での戦闘シーン割りとダサかったし、敵強い勝てない→仲間の協力や工夫をしてなんとか倒そう→ぎりぎりだけど勝てた、みたいなヒーローものの王道パターンが存在しなかった。そこはもうちょっと頑張って欲しかったかな。だってエンドゲームでみんなと合流してサノス倒さなきゃいけない未来を考えるとさ、ほんと、勝てなくね?助っ人になってる?って心配しちゃうからね。サノス強いからね。IWの主人公だったからね。もはや。

それでもワンダーウーマンみたいに無駄に恋愛要素ねじ込んで女性でもヒーロー出来るんやで!みたいな女らしさが一切無かったのでそれは良かったな。

寧ろ幼少時代に女性を理由に馬鹿にされてた回想あったし、男女平等を訴えてる2019年現代を物語っていたと思う。アメリカの映画はいつも時事問題取り入れるよね。そういうところ本当好きです。

あと何度でも言うけどジュード・ロウの顔が良い。